☆ 水性シミ止めシーラーの使い方 ☆

*塗装を始める前に、クロスがはがれたり浮いたりしている部分は
クロス用接着剤等で補修しておきましょう。

@はじめに、濡れ雑巾等を使い、塗る面の汚れ・油分を取り除き、できるだけ通風の良い状態にしてよく乾かしてください。
*アルコール等、有機溶剤を含んだ洗剤は使用しないでください。時間の経過でクロス内部の成分が浮き上がり、塗装後の表面がベタつくことがあります。


A次に、塗ってはいけない部分(床・幅木・天井との境い目等)を古新聞、マスキングテープ等で覆い隠します。

B以上の下準備ができましたら、塗料を均一になるまで十分にかきまぜます。(成分の比重の関係で分離していることがあります)

Cマスキングの境目・またはウールローラーでは塗りにくい場所から先に刷毛で塗っておきます。この時点で、刷毛の滑りが悪く、重く感じるようでしたら水道水で5%くらいまでを限度に希釈ます。
希釈しすぎるとシミ止めの効果が減少しますので希釈は5%以内を厳守してください。
塗りつける量は1平米あたり100グラム程度です。(全体的に下地がやや透けて見える程度)
*ここでは一度に多くの量を塗らないようにします。ここで多く塗ると、マスキングの境い目に塗料が入りこんで、塗りたくない場所に 塗料がついてしまったり、マスキングテープをはがす際に乾いた部分がはがれてしまいいます。
この作業を丁寧に行うことにより、塗装した場所としていない場所の境目がシャープに仕上がり、外観に大きな差が出ますので慎重に。

Dウールローラーで塗れる範囲を塗ります。
塗りつける量は、1平米あたり100グラム程度です。(場所によっては下地が透けて見える程度)

Eここまで終了したら、夏なら2時間、冬なら4時間程度、乾燥の為放置します。

この段階で塗装面を見ますと、汚れがひどかった部分が 黄色っぽく変色して見えることがありますが、あわてて変色した場所を塗らないようにします。ここでのムラは、後に行う上塗り塗装によって見えなくなります。

Fできるだけ通風の良い状態で4時間以上乾燥させて上塗りを行います。

上塗り塗料の使いかたはこちらをご参照ください




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