ムクの天然木を使用した飾柱・濡れ縁などの材質に対して、生地仕上げや着色剤(オイルステインなど)だけの仕上げの場合は材質が
水分を吸い込みやすい状態なので雨や日光による変色や汚れが避けられません。 そこで、クリヤー塗装仕上げにより変色や汚れを防止する工法が考えられるのですが従来の通常の外部用クリヤーを塗装した場合、 素材の木の呼吸による膨張・収縮に塗膜が追従できず、経時変化で割れたり剥がれたりするのが常識でした。 また、割れや剥がれが発生しなくても塗膜自体の黄変や下地着色剤の表面へのにじみによる変色が発生する場合が多く、 木部に対するクリヤー仕上げは困難とされていました。 |
☆ 木部用クリヤー ☆ |
ファインウレタンU100木部用クリヤー 標準塗装仕様 |
工程 | 材料名 | 塗り回数 | 標準塗付量 (kg/u/回) |
塗り重ね乾燥時間 (20℃) | 希釈率 | 塗装方法 |
素地調整 | サンドペーパー・ブラシなどを使用して素地表面のごみ・油脂分等の付着物を除去し、乾燥した清浄面にする | |||||
下地保護着色 | キシラデコール | 1 | 適量を含浸させる | 12時間以上 | 無希釈 | 刷毛・ウールローラー |
上塗り | ファインウレタンU100 木部用クリヤー | 2 | 0.09〜 0.13 | 2時間以上 | 塗料用シンナー 5〜10 | 刷毛・ウールローラー |
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