☆ スプレーガン各部品説明☆ |
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引き金: 軽く引くと圧縮エアーだけが吐出し、さらに引くと塗料がスプレーされます。 この機構を利用してスプレーとエアブローを繰り返すこともできます。 引き加減によっては塗料の吐出量もある程度は調節できますが、 基本的に塗料の吐出量は吐出量調整ツマミによっておこないます。 パターン調整ツマミ: スプレーパターンの広がりを調整します。時計回りに閉めていくとパターンは 狭くなり、反時計回りに開けていくと広くなります。 被塗装物の形状や大きさ等によって調整します。 ![]() 吐出量調整ツマミ: 引き金を一杯に引いた状態での塗料の吐出量を調整します。 時計回りに閉めていくと吐出量は少なくなり、反時計回りに開けていくと 吐出量は多くなります。アクリルウレタンのソリッドの場合は一杯に閉めた状態から 2.5回転〜3.5回転ほど、メタリックの場合は2〜2.5回転ほど開けるのが 標準の仕様になっておりますが、狭い面積等の場合はさらに吐出量を絞って スプレーするとタレやムラを防止できます。 空気キャップ: 圧縮エアーによって塗料を霧化する重要部品です。ツノが水平の状態でセットすると スプレーパターンが垂直になり、ツノが垂直の状態にセットすると パターンは水平になります。被塗装物の状態によってガンを左右水平に動かしながら 塗装する場合はツノを水平に、ガンを上下垂直に動かしながらの塗装の場合は ツノを垂直にセットします。スプレー縦パターンで上下に塗り重ねを行うと 塗り重ね部分が極端に厚くなり、タレやムラになります。 エアー圧調整ツマミ: ガンに入る圧縮エアーの量を調整します。時計回りに閉めていくとエアー量が 少なくなり、半時計回りに開けていくとエアー量が多くなります。 W100シリーズのような小型タイプのガンでは吹き付け空気圧力は 0.24MPa(3kgf/cm2)前後で設定して、このツマミは全開で使用する 事が多いのですが、被塗物が小さかったり狭かったりする場合は エアー量を絞ることによってスプレーの飛び散りを防ぐことが出来ます。 W−100Gシリーズのような上カップ式の場合はカップ内の塗料が重力で落ちてくる為、 かなり低い圧力でもスプレーできますがW−100Sシリーズのような下カップ式の場合は 下から塗料を吸い上げる為に極端に圧力を下げることはできません。 |
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